目次
フランス語の時制と認知モード―時間的先行性を表わさない大過去を中心に
半過去形の叙想的テンス用法
事行成立と時制構造
単純未来形の意志用法―時制とモダリティを表す仕組み
叙想的時制、叙想的アスペクトと認知モード
情報の部分性と全体性―実況中継に用いられる現在形を巡って
フランス語現在形と不定性
フランス語における現在形の特徴
時を表す副詞節における半過去と談話的時制解釈
複合過去の表す完了
過去の語りに潜在する「わたし」・「いま」・「ここ」
著者等紹介
春木仁孝[ハルキヨシタカ]
1951年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程中途退学。1981年パリ第4大学フランス言語学専攻博士課程修了。第3課程博士(フランス言語学)。大阪大学大学院言語文化研究科教授
東郷雄二[トウゴウユウジ]
1951年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程中途退学。1980年パリ第4大学博士課程修了。第3課程博士(一般言語学)。京都大学大学院人間・環境学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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