目次
第1部 背景―社会の変化と高等教育に求められる「日本語リテラシー」(変化する情報社会に求められる人材と「日本語リテラシー」;変化への対応―世界・日本の教育における対応の現状)
第2部 実践事例―3つの重点目標を実現するさまざまな事例(大学の教育目標に即して授業を作る―大学と外部講師との協働設計の事例;アイデアの「拡散・収束」と「読む・聞く・書く・話す」をつなげる―京都文教大学の事例;文章読解を能動型の活動として進める―河合塾現代文ワークショップ講座の事例;自大学の「人間力」育成目標に向けて課題発見・解決の力を育てる―日本文理大学の事例;自大学のディプロマ・ポリシーに即して情報分析・課題発見の力を育てる―九州国際大学法学部の事例;図書館と連携する―立命館アジア太平洋大学の事例;レポート作成と専門の知をつなげる―東京海洋大学海洋科学部の事例)
第3部 今後の展開のために―「日本語リテラシー」を支える理論とその展開(「日本語リテラシー」育成のための授業設計のポイント;現場の混乱を整理するための3つの教育モデルと授業デザイン;専任教員全員で人間力育成プログラムを担う―トップダウン型の事例;授業を成功させるための教員協働によるFD連携―ボトムアップ型の事例)
著者等紹介
成田秀夫[ナリタヒデオ]
学校法人河合塾教育研究開発本部開発研究職。専門は哲学。中央大学大学院文学研究科哲学専攻博士課程退学。哲学修士。予備校では現代国語の講座を担当、テキスト・模擬試験も作成。現在は高校・大学・社会を接続する教育に関する研究開発を行っている
大島弥生[オオシマヤヨイ]
東京海洋大学海洋科学系教授。専門は日本語教育。初年次教育の「日本語表現法」科目も担当。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。博士(人文科学)
中村博幸[ナカムラヒロユキ]
京都文教大学臨床心理学部教授。専門は教育社会学、初年次教育、情報社会論。情報社会論、プロジェクト科目「自己形成と社会人基礎力」などの授業を担当。静岡大学卒業。京都家政短期大学(現:京都文教短期大学)専任講師、助教授、京都文教大学助教授を経て現職。大学教育学会誌常任編集委員。初年次教育学会では発足以来、理事を務める。大学コンソーシアム京都においても発足以来、FD、初年次教育、高大連携等の事業に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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三色かじ香
Nobu A