目次
ことばに対する考え方:科学的な方法とは
ことばの獲得の不思議:合理主義と経験主義
普遍文法って何?
ことばの部品:語彙範疇と機能範疇
文法の核心:統語構造
構造の一般化:Xバー理論
文の構造を考え直す
意味役割の果たす役割
能動と受動:格というものの存在意義
名詞らしくない名詞:数量詞と代名詞
目に見えない主語:コントロールと上昇
目的語のような主語
主語の本当の出所
動く主要部
文頭に現れる語:Wh疑問詞と題目の移動
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
monado
2
生成文法の最低限の知識がインプットできる。読み進めるほどに、方法論のアイデアが天才的すぎると感心すると同時に、この処理が脳内で行われてるとは到底思えんという疑惑が立ち上がってくる。とはいえアイデアとしての面白さは抜群であるので、これが全部嘘っぱちであったとしても読んで損はない。2024/07/12
kazy0324
1
一章一章が短いので勢い良く読み進めることができた. 文体も平易で接しやすく, 生成文法における哲学的な詳細だけでなく言語現象の分析にもしっかり踏み込んでいて, とてもよかった. 読了したが, 再読する予定. 2015/11/21
中村明裕
0
生成文法の概説書。生成文法は扱う内容がややこしいので概説書も大抵はかなりややこしいけれど、この本は基礎的な内容に絞って丁寧に説明してくれているので割と分かりやすい気がする。とはいえ後半になってくると結構ややこしい。2017/05/25
books
0
読めば読むほど味が出る。
メタファル
0
英・日と比較しながら生成文法について易しく説明してくれている。2010/01/24