内容説明
山の中腹や尾根上など、意外なほどの山奥に集落がある。そこでは生業と水の工夫、野生動物との知恵比べ。不便と苦労を受容し、山に生きたお年寄りとの語らいを記す「日本人の民俗的遺産」ともいえる訪問記。
目次
高所集落を訪ねて(水引―福島県南会津町;奥名郷―群馬県上野村;須郷―群馬県上野村;山室―群馬県神流町;楢沢―群馬県神流町 ほか)
思い出の高所集落 海外編(シウジ高原(アルペ・ディ・シウジ)―イタリア
カピレイラ―スペイン
ホッパー―パキスタン
日隆―中国四川省
ナムチェバザールとゴレパニ―ネパール)
著者等紹介
天野一郎[アマノイチロウ]
1947年東京都武蔵野市生まれ。埼玉大学教育学部卒業。同教育専攻科(心理学)修了。東京都公立学校勤務。定年前に退職し、その後、旅行会社で添乗員ガイドなどアルバイトに従事。現在はフリー、年金暮らし。登山は高校時代から雪山、沢登りを始める。奥多摩山岳会所属。たをり同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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