経済学入門―経済学の考え方

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 584p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784894716469
  • NDC分類 331
  • Cコード C3033

出版社内容情報

 本書は、数式やモデルをほとんど使わず、豊富な実例と応用を通して「経済学の考え方」を理解できるように工夫されています。しかし、モデルや数式を使っていないからといって、経済学の入り口で止まっているのではなく、ミクロおよびマクロ経済分析の基礎的な原理を発展させて、それらを道具として厳密に用いることができるようになるようにしています。
 学生・読者の方々に経済理論がどのようにごたごたした矛盾を理解できるようにするか、新聞、政治家、謀略家、喫茶店の論客などの日々の主張をどのように明白にし、体系化し、そして訂正するかが学べるようになっています。
 本書を通読することで、読者は「経済学の考え方」を無理なく身につけることができるはずです。それは、これから経済学を学ぶ学生諸君ばかりでなく、すでにある程度経済学を学んだ人が、もう一度きちんと経済学の考え方を再考するのにも役立ちます。世界11ヵ国語に翻訳されており、大学院レベルでも広く使われていることがそれを裏づけています。

・・・・・目次・・・・・

 
第1章 経済学的な考え方 
第2章 どこにでもある代替機会:需要の概念 
第3章 機会費用と財の供給 
第4章 供給と需要:その協業のプロセス 
第5章 供給と需要:問題と応用 
第6章 効率、交換、および比較優位 
第7章 情報、仲介業者、および投機家 
第8章 価格設定と独占の問題 
第9章 価格探索 
第10章 競争と政府政策 
第11章 利潤 
第12章 所得分配 
第13章 外部性と権利の衝突 
第14章 市場と政府 
第15章 経済システムの総合的な成果 
第16章 貨幣の供給 
第17章 金融政策と財政政策 
第18章 国家政策と国際為替 
第19章 雇用と失業 
第20章 経済成長の促進 
第21章 経済的成果と政治経済学 
第22章 経済学の限界

内容説明

数式やモデルをほとんど使わず、豊富な実例と応用を通して「経済学の考え方」を理解できるように工夫されています。しかし、モデルや数式を使っていないからといって、経済学の入り口で止まっているのではなく、ミクロおよびマクロ経済分析の基礎的な原理を発展させて、それらを道具として厳密に用いることができるようになるようにしています。

目次

経済学的な考え方
どこにでもある代替機会:需要の概念
機会費用と財の供給
供給と需要:その協業のプロセス
供給と需要:問題と応用
効率、交換、および比較優位
情報、仲介業者、および投機家
価格設定と独占の問題
価格探索
競争と政府政策〔ほか〕

著者等紹介

ヘイン,ポール[ヘイン,ポール][Heyne,Paul]
長らくワシントン大学に奉職し、学部学生に対する一般教養(Liberal Education)に情熱を注いできた。2000年3月に亡くなった。ワシントン大学に赴任する以前から一般教養のコアとしての経済学教育に情熱を傾けていた。南メソジスト大学の身分保障のある教授の職(Tenured Professorship)を離れてワシントン大学へ身分保障のない講師(Non‐tenured Lecturer)として赴任し、亡くなるまでその身分保障のない職階にとどまり、学部学生の学習計画を刷新し、入門コースを見直し、その教育の質を改善するために教育助手(Teaching Assistant)と定期的にミーティングを行い、「大学で教えられる経済学の方法を変えた」のである

木村憲二[キムラケンジ]
1935年平壌(ピョンヤン)生まれ。1957年関西学院大学経済学部卒業、1959年同大学院経済学研究科修士課程修了、1962年同博士課程修了(1971年経済学博士)、愛知大学経済学部教授、国際基督教大学教養学部教授を経て、2000年4月より追手門学院大学経済学部教授、同大学大学院教授(併任)、2001年4月逝去

鈴木多加史[スズキタカシ]
1934年和歌山県生まれ。1958年九州大学経済学部卒業、1982年経済学博士、近畿大学商経学部教授、関西学院大学経済学部教授を経て、2000年4月より追手門学院大学経済学部教授

福井南海男[フクイナミオ]
1942年大阪生まれ。1964年関西学院大学経済学部卒業、1966年同大学院経済学研究科修士課程修了、1969年同大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。関西学院大学経済学部助手を経て、現在、追手門学院大学経済学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品