出版社内容情報
本書は、かつて一流だった企業が経営判断を誤ったため倒産(衰退)した事例を紹介して、何が失敗の原因だったかを解明していきます。パン・アメリカン航空、RCA、パッカードといった超一流企業が犯した大失敗の数々を「政府を敵にまわしたことによる大失敗」、「ブランド拡張による大失敗」、「時代の変化に対応できなかったための大失敗」など15のパターンに分類して紹介しています。著者はビジネス史が専門。
【目次】
はしがき「ビジネスの大失敗」
第一章 オズボーン・コンピュータ「愚かさが原因の大失敗」
第二章 コーベット「自信過剰が原因の大失敗」
第三章 カイザー‐フレーザー「無知が原因の大失敗」
第四章 RCA「情実に流された経営の大失敗」
第五章 W・R・グレース「戦略なき拡大による大失敗」
第六章 パッカード「ブランド拡張による大失敗」
第七章 シュリッツとパブスト「手抜きによる大失敗」
第八章 ジェームズ・リング「政府を敵にまわしたことによる大失敗」
第九章 ドレクセル・バーナム・ランベール「孤立したことによる大失敗」
第十章 ペン・セントラル鉄道「ミスマッチによる大失敗」
第十一章 パンアメリカン航空「政府に依存しすぎたことによる大失敗」
第十二章 モンゴメリー・ワード「時代の変化に対応できなかったための大失敗」
第十三章 アメリカン・タバコ「融通がきかなかったことによる大失敗」
第十四章 ニューヨーク証券取引所「視野の狭さによる大失敗」
第十五章 シュウィン「多重的な大失敗」
内容説明
競争経済の「痛み」を知る企業経営の意識改革書!アメリカ自由主義経済の光と影を活写するスリリングな企業興亡史。
目次
オズボーン・コンピュータ―愚かさが原因の大失敗
コーベット―自信過剰が原因の大失敗
カイザー‐フレーザー―無知が原因の大失敗
RCA―情実に流された経営の大失敗
W・R・グレース―戦略なき拡大による大失敗
パッカード―ブランド拡張による大失敗
シュリッツとパブスト―手抜きによる大失敗
ジェームズ・リング―政府を敵にまわしたことによる大失敗
ドレクセル・バーナム・ランベール―孤立したことによる大失敗
ペン・セントラル鉄道―ミスマッチによる大失敗
パンアメリカン航空―政府に依存しすぎたことによる大失敗
モンゴメリー・ワード―時代の変化に対応できなかったための大失敗
アメリカン・タバコ―融通がきかなかったことによる大失敗
ニューヨーク証券取引所―視野の狭さによる大失敗
シュウィン―多重的な大失敗
著者等紹介
ソーベル,ロバート[ソーベル,ロバート][Sobel,Robert]
ホフストラ大学で経営史を研究するかたわら、40冊以上の著作を執筆
鈴木主税[スズキチカラ]
翻訳家。主な訳書にパコ・アンダーヒル『なぜこの店で買ってしまうのか―ショッピングの科学』、ポール・ケネディ『大国の興亡』、サミュエル・ハンチントン『文明の衝突』など多数。著作に『職業としての翻訳』、『私の翻訳談義』などがある
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