出版社内容情報
本書は,電子商取引のなかでも,企業活動,企業のシステム全体,市場との付き合い方とより密接な関係にある電子取引やB2B(BusinesstoBusiness),そしてe-マーケットプレイスをとりあげている。また,B2B/e-マーケットプレイスに関し,ビジネスモデル別の検証のほか,コミュニティ概念,信用・決済インフラ,取引・市場形成メカニズムや金融工学との融合,XMLやビジネススキーマや標準化技術との関連などを取り上げ,フレームワークとしての視点,新しい経済モデルとしての問題提起,新しいビジネスモデル創生の理解,といった視点で捉え直すものである。
内容説明
グローバル市場のカオスを生き抜く知恵とは何か?e‐マーケットプレイス、電子市場、電子証券取引システムで求められるリスクマネジメントの本質とは何か?B2B(企業間電子取引)のフレームワークを金融、経済ファンダメンタル、制度論、複雑適応系など多様な視点でとらえ直した気鋭の書。
目次
産業構造の再構築とB2B/e‐マーケットプレイス
B2Bのビジネスモデル論
ハブ構造のモデルとポータルサイトに関する考察
垂直(バーティカル)ハブと水平(ホリゾンタル)ハブに関する考察
電子商取引の手法
e‐ハブの分類とビジネスモデル検証
金融のアンバンドリングとビジネスモデルの軸移動
電子化がもたらす市場・取引概念の変化
デリバティブとオフバランス取引の増大
デリバティブの組み合わせと応用商品
決済概念の変化と信用・認証インフラ
グローバル時代の電子情報開示と財務リスクマネジメント
著者等紹介
森田進[モリタススム]
ストラテジック・リサーチナレッジ・コミュニティ座長代表取締役
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