出版社内容情報
本書は,パターンを抽象度の高い言語としてとらえています。そして,コンテキスト,つまり,どんな場合にはどのパターンを適用すべきかについてコードを含む例を挙げて述べています。したがって,本書は,デザインパターンの使い方を習得したい方はもちろん,GoFのデザインパターンの書籍を読んで,パターンの習得に挫折した方,どうにか習得したがGoFの書籍をチームのメンバに読ませるには,難しすぎるとパターンの啓蒙に躊躇されている方にも読んでいただきたいと思います。
内容説明
本書は、パターンを抽象度の高い言語としてとらえ、コンテキスト、つまり、どんな場合にはどのパターンを適用すべきかについてコードを含む例を挙げて述べている。
目次
第1章 はじめに
第2章 パターン入門
第3章 オブジェクト指向の概要
第4章 製品構成システム
第5章 バーガーショップシステム
第6章 プログラミング言語とパターン
第7章 パターンとシステム開発
第8章 パターンとシステムの発展(保守)
著者等紹介
ゴールドフェダー,ブランドン[ゴールドフェダー,ブランドン][Goldfedder,Brandon]
Fotune1000に入る多数の企業のエンタープライズアーキテクトとして、特に軍関係と産業界における、ソリューションの開発に15年以上の経験を持っている。また、MCI、BellCore、AGCS、LucentなどFotune500に入る企業に、「ソフトウェア開発者のためのデザインパターン」と「管理者のためのデザインパターン」という教材を提供している。Braun Consultingの副社長。そして、CRM(Customer Relationship Management)システムのアーキテクチャでのコンサルティングとメンタリング、エンタープライズフレームワーク開発とデザインパターンを利用したシステムでのユーザサポートを行っている
長瀬嘉秀[ナガセヨシヒデ]
1986年東京理科大学理学部応用数学科卒業。朝日新聞を経て、1989年テクノロジックアートを設立。OSF(Open Software Foundation)のテクニカルコンサルタントとして、DCE関連のオープンシステムの推進を行う。OSF日本ベンダ協議会DCE技術検討委員会の主査を務める。現在、株式会社テクノロジックアート代表取締役。UMLによるオブジェクト指向セミナーの講師、UML関連のコンサルテーションを行っている。ビジネスオブジェクト推進協議会(CBOP)BOテクノロジ分科会主査(常任理事)、OMGでUML Profile for EDOCの提案者、ISO/IECJTC1 SC32/WG2委員、情報処理相互運用技術協会(INTAP)オープン分散処理委員、電子商取引推進協議会(ECOM)XML/EDI標準化調査委員
今野睦[コンノアツシ]
千葉大学大学院自然科学研究科博士課程後期単位取得退学、学術博士。株式会社セルフ取締役。現在、アジャイル開発を主とするプロセス、およびコンポーネントモデリングのコンサルティングに従事
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