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出版社内容情報
--本書推薦の言葉より--- 本書は,とんがりヘアーのマネージャにならないようにするための手助けをするものです。つまり,ソフトウェア,開発プロセス,採用するテクニックやツールといったものの性質に対して深い洞察を得ることによって,開発,調整,計画,再計画,管理リスクに関する知的な推論ができるようになり,チームの失敗を報告書に記録するだけのマネージャになるのではなく,チームを成功へと導くマネージャになることができるのです。 私は,同僚のMurray Cantor 氏がラショナル統一プロセス(Rational Uni?edProcess)を採用してくれた点についても歓迎しています。ラショナル統一プロセスや同種の手法を採用する,あるいは採用の検討を行っているものの,こういった手法に関する技術資料の山に圧倒されているチーム・マネージャの方々が数多くおられるはずです。彼らに対しても,私は自信を持って本書を推薦することができます。また本書には,「ディルバート」にやる気を出させ,生産性を向上させ,成功へと導く上で必要となる,ラショナル統一プロセスに関する十分な情報が盛り込まれています。あなたの採用するプロセスが最終的に何であったとしても,本書で述べられている内容はチームを率いる上で貴重な指針となるはずです。 では,じっくりと本書を楽しんで下さい! そして,次のIT プロジェクトが成功しますように。 Philippe Kruchten, Rational Fellow Director of Process Development Rational Software Corporation
目次
第1章 良質のソフトウェア
第2章 ソフトウェアのアーキテクチャ
第3章 ソフトウェア・プロジェクト
第4章 ソフトウェア開発における生産性
第5章 ラショナル統一プロセス
第6章 マネジメントとリーダーシップ
付録A ソフトウェア開発を失敗へと導く3つのアプローチ