出版社内容情報
FireWireは、広範囲にわたる高性能デバイスを接続できるシリアルバス形式の相互接続環境を提供するものです。FireWireは1980年代の中頃AppleComputer社で最初に開発され、のちにIEEE1394-1995として採用されました。このシリアルバスの主要な特徴は、「使い方が簡単」「実装に必要なデバイスが安い」「高速なアプリケーションのサポート」「拡張可能なパフォーマンス」「アイソクロナスアプリケーションのサポート」「広大なメモリマップ空間のサポート」「ホストシステムが不要」などです。本書はこれらを含め、FireWireアーキテクチャを詳細に解説しています。
【目次】
第1部 FireWireとは
第1章 なぜFireWireか?
第2章 IEEE1394アーキテクチャの概要
第2部 シリアルバス通信
第3章 通信モデル
第4章 通信サービス
第5章 ケーブルとコネクタ
第6章 電気的インターフェース
第7章 調停
第8章 アシンクロナスパケット
第9章 アイソクロナスパケット
第10章 物理レイヤーパケットフォーマット
第11章 リンクレイヤーから物理レイヤーへのインターフェース
第12章 トランザクションリトライ
第3部 シリアルバスの設定
第13章 コンフィギュレーションプロセス
第14章 バスリセット(初期化)
第15章 ツリー構造の識別
第16章 自己識別
第4部 シリアルバスの管理
第17章 サイクルマスター
第18章 アイソクロナス資源マネージャ
第19章 バスマネージャ
第20章 バス管理サービス
第5部 レジスタと構成ROM
第21章 CSRアーキテクチャ
第22章 物理レジスタ
第23章 コンフィギュレーションROM
第6部 電力管理
第24章 電力管理の紹介
第25章 ケーブル電力の分配
第26章 サスペンドと復帰
第27章 電力状態管理
内容説明
FireWireは、広範囲にわたる高性能デバイスを接続できるシリアルバス形式の相互接続環境を提供するものである。FireWireは1980年代の中頃Apple Computer社で最初に開発され、のちにIEEE1394‐1995として採用された。このシリアルバスの主要な特徴は、「使い方が簡単」「実装に必要なデバイスが安い」「高速なアプリケーションのサポート」「拡張可能なパフォーマンス」「アイソクロナスアプリケーションのサポート」「広大なメモリマップ空間のサポート」「ホストシステムが不要」などである。本書は、これらを含め、FireWireアーキテクチャを詳細に解説している。
目次
第1部 FireWire(IEEE1394)とは何か
第2部 シリアルバス通信
第3部 シリアルバスのコンフィギュレーション
第4部 シリアルバス管理
第5部 レジスタとコンフィギュレーションROM
第6部 電力管理
著者等紹介
アンダーソン,ドン[Anderson,Don]
デジタルエレクトロニクスおよびコンピュータ設計の専門家。マインドシェア社(MindShare,Inc.)のエンジニア、プログラマ、技術者対象にこの分野に関するトレーニングを行っている。MindShareは、技術トレーニング会社として米国のコンピュータ業界では最大手の一つである。Intel、IBM、Compaqなどを含め数多くのIT関連企業をクライアントに持ち、先進的なトレーニングを提供している
栗山喬[クリヤマタカシ]
某産業機器メーカ勤務のエンジニア。TK‐80にテレタイプを接続するところから始まり、20有余年電子機器業界で組み込み機器の開発に携わる。ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、開発方法論と分野にかかわらず興味を示す「雑食性」なのが取柄。今はネットワーク家電が面白い
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。