出版社内容情報
本書は、コンピュータネットワークにおけるセキュリティ技術について、さまざまな問題点を指摘しながらその解決策を述べている。第一部「暗号」では、暗号の歴史から始まり、暗号アルゴリズムを中心に平易に解説する。第二部「認証」は、認証システムの安全性をプロトコルの設計技術の観点から述べている。第三部「電子メール」は、安全性を重視した機能の使い方や、さまざまなセキュリティシステムを紹介する。
【目次】
第１章 はじめに
第１部 暗号
第２章 暗号理論への招待
第３章 秘密鍵暗号
第４章 ハッシュとメッセージダイジェスト
第５章 公開鍵暗号アルゴリズム
第６章 整数論
第２部 認証
第７章 認証システム
第８章 人間の認証
第９章 セキュリティハンドシェイクの落とし穴
第10章 KerberosV4
第11章 KerberosV5
第３部 電子メール
第12章 電子メールのセキュリティ
第13章 PEM(PrivacyEnhancedMail)
第14章 PGP(PrettyGoodPrivacy)
第15章 X.400
第16章 PEM、PGPおよびX.400の比較
第４部 その他
第17章 その他のセキュリティシステム
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