出版社内容情報
インターネットで利用されている経路制御プロトコルのうち、ドメイン間で利用されているのがBGP4です。本書は、BGP4の規格に関する概要、さまざまな拡張、そして、運用に関する基礎的な概念を過不足なくまとめたコンパクトな解説書です。本書は、ドメイン間経路制御を理解したい読者にとってとても良い入口を提供します。
【目次】
第1章 導入
第2章 BGPプロトコル
第3章 BGPの運用
第4章 BGPの拡張
用語集
内容説明
InternetとはIPを利用したNetworkであり、IPとはInternetで利用することを目的に設計されたプロトコルである。本書は、このBGP4に関する背景、IPの最も基礎的な部分、BGP4プロトコルの概要、BGP4を利用した経路制御の基礎、マルチホーミング、BGP4の拡張などの解説を行なっている。本書は、ドメイン間経路制御を理解したい読者にとって最良の入口を提供するであろう。
目次
第1章 導入(IP入門;注意すべき用語;IPアドレスと経路制御の必要性 ほか)
第2章 BGPプロトコル(BGPセッションの確立;BGPメッセージタイプ;運用の概念モデル ほか)
第3章 BGPの運用(IGPに対する動作;経路制御ポリシーとトランジットか、非トランジットか;実際の運用に関する注意 ほか)
第4章 BGPの拡張(I‐BGPの規模拡張性;ルートフラップダンプニング;BGPコミュニティー ほか)
著者等紹介
スチュワート,ジョン・W.3世[Stewart,John W.(III)]
ジュピターネットワーク社でルーティング技術の開発に従事。BGPの専門家で、IETF(Internet Engineering Task Force)へBGPに関するRFCも提案している
許先明[ホソンミョン]
株式会社インターネット総合研究所勤務。WIDE Project研究員。経路制御とその運用、IPv6を主に研究
南政樹[ミナミマサキ]
慶応義塾大学環境情報学部助手、WIDE Project研究員。高速ネットワーク、IPv6、Mobilecomputingを研究
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。