内容説明
俳句の歴史、成立ち、未来を予測する、これまでに類を見ない本書。作句のための思考や情緒、吟行を論理化、数値化することによって俳句の神髄に迫る。失くしてはならない日本の大切な俳句文化を守るため、誰にでも親しみやすいものにするためには、AIにヒントが隠されていた。AIが作る俳句と、私たち人間が作る俳句にどんな違いがあるのかなど、最新の理論に基づいた研究書。
目次
1章 俳句、なぜの温習
2章 AI時代の俳句の作成過程と享受
3章 AI時代の俳句難解巡り
4章 AI俳句と人間頭脳俳句との共生
5章 俳句落柿
6章 子規病床訪問
著者等紹介
渡邊清[ワタナベキヨシ]
1931年6月15日生まれ。1956年日本大学理工学部土木科卒業。防衛庁陸上幕僚監部施設課研究班長。防衛庁陸上幕僚監部調査部研究地誌班長。防衛大学校地形学教授等、教授歴任。日本書道普及連盟「師範」、俳画(句)歴40年。俳画指導歴15年。現在、地政学を自宅研究中。測量士(1962年5月31日)。勲四等旭日小綬章(2001年11月3日)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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