内容説明
歩けば今が見えてくる。全国各地に残る歴史の舞台をたずね、先人の足跡をたどり、あるいは旅先での思いがけぬ発見から過去が今によみがえり、明日を考えるヒントともなる。憲法、裁判、公害や戦争遺跡をめぐる日本史の旅から、この国の近代化を問い直す。「歴史は暗記もの」は間違い、楽しく学ぼうという一冊。
目次
武蔵五日市の民主主義(憲法のふるさと1)
自由は土佐の山間より(憲法のふるさと2)
日米協働の創作物(憲法のふるさと3)
漱石の予言
啄木追っかけ旅
ああ、裁判
真実は壁を透して(松川事件)
寅さんの「現場」を行く
地名に歴史あり
「忠臣蔵」人気の不思議
逃亡者・高野長英
「りょうま」がゆく
オッペケペーと演歌の心
真の文明は…1(富国強兵の裏側)
真の文明は…2(政府・大企業とのたたかい)
真の文明は…3(国の富とはなにか)
兵どもが弾丸の痕
爆弾は偏西風にのって
国内最大の引っ越し計画(松代大本営)
地図から消された島
著者等紹介
内藤真治[ナイトウシンジ]
1937年東京府東京市荒川区生まれ。1942年本土初空襲のあと、群馬県高崎市に転居。1959年早稲田大学第一文学部史学科国史専修卒業。1959年~1997年群馬県公立高校教員(社会科)。1997年民間の会員制教育研究所「群馬県高校教育研究所」(現・ぐんま教育文化フォーラム)運営委員、前所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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