内容説明
73歳の著者が、102歳の母を介護する現実。戸惑いと苦難に明け暮れる毎日。それでも母さん、あなたに生きて欲しい。偽りない言葉で語られる。これが本当の高齢者介護。
目次
102歳の母と生きていく 前編(大福の功名;面会人が来ない ほか)
今ここに在るのは(ほうこうじょ;くせ毛 ほか)
大好きな父へ(母が肺炎のときに;父の懐 ほか)
102歳の母と生きていく 後編(夜11時の恐怖;手探り介護 ほか)
ふたりの軌跡(頭痛;輝く思い出たち ほか)
著者等紹介
植村一子[ウエムラカズコ]
昭和10(1935)年3月24日、東京都出身。共立女子大学短期大学部国文科卒。昭和26年~昭和63年まで農林水産省統計情報部勤務。在勤中の昭和53年6月、エジプト遺跡をたずねスケッチと合わせて詩を書きとめる。油絵・ガラス絵を東京銀座にて個展6回(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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