内容説明
太平洋戦争の最中、陸奥の毬栗坊主はたくましく生きていた。腹が減れば草や木の実を食べ、朴の葉でお面を作ったなつかしの日々。軍国主義でゆれる時代に、家族の大切さ、生きるきびしさを子どもならではの視点で綴った涙、笑いの回想記。
目次
油がいたますい
熟柿と甘柿
読書少年
わが家の寝床
昔話時鳥(不如帰)
梨ドロボー
サブサ家の荷物持ち
先生へ感謝
祖母の温石
朝飯前の栗拾い〔ほか〕
著者等紹介
高橋昭治[タカハシショウジ]
1934年2月3日、宮城県伊具郡丸森町耕野に生まれる。1952年旭硝子(株)鶴見工場に入社。42年間勤務。1972年自家を講入し、横須賀市岩戸に転居。1973年新岩戸町内会副会長就任。1974年岩戸小学校PTA会長就任。1982年新岩戸町内会会長就任。1990年岩戸地域自治活動センター運営委員長就任。1993年久里浜連合町内会会計、監査、副会長歴任。1996年横須賀心裕会会長就任。2004年町内会長引退(22年間在任)。現在、岩戸三丁目町内会名誉顧問、横須賀心裕会顧問。30年わたる地域活動に対し、神奈川県、横須賀市、日本赤十字社、その他より表彰状、感謝状など25回を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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