内容説明
この詩集は、一主婦が台所から叫んだ戦争告発の歌である。かつての特攻隊と自爆テロを重ね、いつも犠牲になる子どもたち、母親たちに海を越えて呼びかける。
目次
戦争を、やめて下さい
戦闘二日目
いやです、戦争は
戦争のために、私は苦しんだ
税金、愚痴のひとつも言いたいヨ
日本の終戦の日に
武器よ!サラバ
ヤメテ下サイ、争い事は
戦争諸々
バンカーバスター爆弾投下〔ほか〕
著者等紹介
植村一子[ウエムラカズコ]
昭和10年3月24日、東京都出身。共立女子大学短期大学部国文科卒。昭和26年~昭和63年農林水産省統計情報部勤務。在勤中、昭和53年6月エジプト遺跡をたずね、スケッチと合せて詩を書きとめる
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