目次
第1章 「子どもの側に立つ」って?(子どもが主人公の保育って?;評価を気にする子どもたち;「一件落着」について考える ほか)
第2章 職場のみんなで保育をわかりあうって?(職員同士の関係…この難問を考える;何を聞いてよいかわからない新人保育士と何がわからないのかわからないベテラン保育士;職員同士が話せないとき、子どもは? ほか)
第3章 だれもひとりぼっちにならないために(保護者と保育者は「ともに子どもを育てる仲間」というけれど;「職員同士の話し合いが大事」っていうけれど;「子どもから学ぶ」って、どういうこと? ほか)
著者等紹介
清水玲子[シミズレイコ]
1947年、埼玉県生まれ。元埼玉県立大学、東洋大学、帝京大学教授。保育実践研究会代表、さんこうほれん会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Takao
2
2025年8月25日発行(初版第1刷)。著者から恵贈いただいた。保育現場に身を置くようになって6年目になるが、子どもたちの権利を尊重し、保育者が保護者と協力して、より良い保育を進めていこう、と思っても、現場は口で言うほど「順調」に保育が進んでいくわけではない。様々な軋轢が生じることがある。いちばんの肝になるのが、職員(保育者)同士の関係だ。本書は、著者と共に研究を重ねてきた保育実践研究会の集団的な討議により紡ぎ出された難問(29の問いがある)への回答(答えというよりは考え方やスタンス)が収められている。2025/09/15
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