内容説明
「子どもの言うことぜんぶ聞くってこと?」「言葉も文化もバラバラすぎる!」「記録なんて書く時間ないし…」じゃあニュージーランドではどうしてるの?
目次
第1部 僕がみたニュージーランドの保育実践(「生涯を通しての学び手」を目指すニュージーランドの教育;保育園の1日;子どもは遊びから学ぶ プレイベースドカリキュラム ほか)
第2部 テ・ファーリキ理解の旅(初めて出会ったニュージーランドの保育実践への驚き;クラス担任になって深まったテ・ファーリキ理解;アセスメントとプランニングは同時進行 ほか)
第3部 保育者が幸福を感じながら働ける環境作り(保育者のウェルビーイングを守る権利と制度;働きやすい職場の雰囲気作り;保育者の専門性を高めあう)
著者等紹介
谷島直樹[ヤジマナオキ]
日本で7年保育士をして2014年にニュージーランドへ渡航。オークランドの保育園で資格がなくても働けるリリーバー(補助の保育者)を約1年経験し、年長クラスの担任として3年勤務。2019年よりオークランドで小学校1年生を担任。2021年に幼稚園教員に転職。日本にて聖学院大学児童学科卒業、聖徳大学大学院児童学研究科博士課程前期修了。修士(児童学)。保育士資格、専修幼稚園教諭免許取得。ニュージーランドにてオークランド工科大学大学院教育学研究科1年次修了。2017年にニュージーランドの教員免許取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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コーヒー牛乳
6
子どもの発達や興味に合わせた無理のない生活を作り、先生達のワークライフバランスや心理的安全性を大切にしてくれているし、先生も子どもも個人を尊重した取り組みや関わりがされている。地域にも馴染んでみんなで子どもを見守る体制を作ろうとしている。保護者が気軽に保育に参加してくれるのは仕事に余裕があるから?人生は何歳になってもやり直しや軌道修正ができるかもしれない。でも幼児期は人格形成に重大な影響を及ぼす。子どもが子どもとして、子どもらしくあたたかな時間を過ごすためには、大人にも余裕がないといけないと思う。2024/02/28
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