目次
1 「保活」の基礎知識(子どもは園で大切な時間を過ごす;「選ぶ」のか「選ばれる」のか?;認可・認可外はどう違う?;幼稚園は保育園とどう違う?;みんなはどんな「保活」をしているか? ほか)
2 保育を選ぶ12の視点(「子どもが安心して過ごせる」は譲れない;「教育」は行われているか?;「幸せになる力」を伸ばすのはどんな保育?;「一人一人を大切にする保育」って何だろう?;保育室のようすからわかること ほか)
著者等紹介
普光院亜紀[フコウインアキ]
保育園を考える親の会代表。ジャーナリスト。兵庫県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、出版社勤務。保育園に子どもを預けて働き続け、第1子の学童保育卒業を機に独立。保育園を考える親の会代表として活動する中で、国や自治体の保育関係の委員会、保育施設評価業務などにもたずさわる。2011年に東洋大学大学院福祉社会デザイン研究科を修了(社会福祉修士)し、現在は大学講師も務める(保護者支援、子どもの権利、児童福祉など)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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のえる
45
図書館本。著者及び保育園を考える親の会での保護者の体験談や現場の声が綴られた本書。著者曰く幼稚園にも通じるとのこと。以下保育を選ぶ12の視点①子どもが安心して過ごせるは譲れない②教育は行われているか③幸せになる力を伸ばすのはどんな保育?④一人一人を大切にする保育って⑤保育室のようす⑥保育者のようす⑦保護者への姿勢⑧しつけが厳しいことはよいこと?⑨英語などの習い事はあったほうがいい?⑩安全・衛生面は厳密なほどいい?⑪園庭はなくてもいいか?⑫食育やアレルギー対応は?→2021/11/07
ネギっ子gen
33
子育てをする人々にとって、保育園・こども園が頼り。しかし、残念ながら、<手放しで「どこの園でも大丈夫!」と言えない現実も/待機児童対策で保育園やこども園が急激に増えたこともあり、保育の質のばらつきも広がっています。たとえ限られた選択肢しかなくても、親と子どもにとってベターと思われる園を選んでいくことが大切>と。そこで、保育園を考える親の会代表の著者が、新たな面を迎える「保活」の動向、安全面や乳幼児期の教育などの気になるトピックや、子どものために譲れないポイントを優しく解説した、園探しガイドブックの最新版。2021/10/10
リー・チャン
9
★★★★★ 保育園の見学を進めるにあたり、参考にしたくて読んだ。実際に見学を進めながら感じた違和感や、「この園良いかも」という漠然とした直感に理由づけができ、園選択の後押しをしてくれたように思う。子どもを育てる・保育する上で大切なことが何かということも分かり、家庭での子どもとの接し方にも役立ちそうな1冊。2022/10/17
まりこ
3
著者は保育園を考える親の会代表。保活の基礎知識と保育を選ぶ12の視点の2部構成で、これから保育園選びを始める人にぴったりの一冊。保護者目線で書かれてるので、保活初心者が疑問を持ちやすい部分がカバーされているように思う。12の視点は当たり前の内容だと思っていたけど、それに満たない保育園が存在するということ。仕事と家庭の両立が前提で保護者の利便性から選んでしまいがちだけど、子どものための保育であることを忘れてはいけない。ただ、認可保育園の場合は選びたくても選べないから困ってしまう。保育の質は未来を左右する。2022/02/04
septiembre
3
大事な時期である時期だからしっかりとした保育園選びをしたい。というのはよくわかります。…がこれだけ読み込めたら人に任せず自分で育てた方が良いのでは?と思う人もいるのではないのかな?2021/10/15