内容説明
小さな子どもたちの生活の場である保育園・幼稚園・こども園。今、どの園で新型コロナウイルス感染症の陽性者が出てもおかしくない状況です。自園で陽性者が出たときどんな対応をとればよいか?日頃からどんな備えをしておけばよいのか?感染予防と保育とのバランスはどうとっていけばよいのか?実際に陽性者が出た園をはじめとする保育現場への取材をもとに、具体的な対応策や課題をまとめました。
目次
第1部 自園の職員が新型コロナウイルスに感染したら(職員陽性判明の一報から休園・保育再開までのドキュメント―ある民間保育園園長の体験から(日本保育者支援協会)
事例をもとに対応のポイントをさぐる―“そのとき行う対応”と“事前の準備”)
第2部 毎日の保育をどう進めるか(保育現場における感染予防策の実際―対策の工夫と検討課題;コロナ禍での保育を支える職場づくり―園内で取り組めるワークと共有しておきたい視点)
著者等紹介
新保庄三[シンボショウゾウ]
一般社団法人日本保育者支援協会顧問。子ども総合研究所代表。社会福祉法人土の根会理事長。NPO法人東京都公立保育園研究会顧問。武蔵野市保育総合アドバイザー他、各地自治体で保育アドバイザーとして、研修・相談活動に従事
野澤祥子[ノザワサチコ]
東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター(Cedep)准教授。内閣府「子ども子育て会議」委員、厚生労働省「保育所等における保育の質の確保・向上に関する検討会」委員。専攻は発達心理学・保育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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