内容説明
今、幼稚園・保育園は乳幼児の発達に対してかつてない大きな責任を負っているのではないか。環境と深く対話し、人と心地よく対話し、自分自身と対話しながら活動する―そうした「対話的人格」の形成を目的とした「対話的保育カリキュラム」の創造的実践は、子どもを救い、社会を変える力をはらんでいる。
目次
対話の時代の保育カリキュラム
第1部 対話的保育カリキュラムの理論と構造(対話的保育カリキュラム論への誘い;生成発展カリキュラムの理論と実践;対話的保育カリキュラムの構造;対話的保育カリキュラムが社会を変える)
第2部 対話的保育カリキュラムの三つのルーツ(対話的保育カリキュラムと誘導保育;子どもの内面と向きあった保育問題研究会;大自然との対話を追求した家なき幼稚園の実践)
著者等紹介
加藤繁美[カトウシゲミ]
1954年広島県生まれ。名古屋大学大学院教育学研究科博士前期課程修了。山梨大学教育人間科学部教授(幼児教育講座)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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