内容説明
本書は、英国経済社会研究評議会(ESRC)が設立した研究構想、「情報通信テクノロジーに関するプログラム(PICT)」の10年間の研究成果を集大成したものである。これまでに技術的変化を形成してきた考え方と現実を批判的に検証することにより、いかにしてICTの長期的な社会経済的意義に取り組むことができるかについて、実践的な知見を提供する。
目次
第3部 情報社会に生きる―家庭、教育、民主主義的なプロセスにおけるICT(不完全な未来―日常生活における情報通信テクノロジー;通信技術と政策の文化的側面―ヨーロッパにおける衛星放送の経験;情報社会における学習と教育;公共サービス提供の革新;情報国家―エレクトロニック・デモクラシ、プライバシーと監視)