内容説明
本書は、英国経済社会研究評議会(ESRC)が設立した研究構想、「情報通信テクノロジーに関するプログラム(PICT)」の10年間の研究成果を集大成したものである。これまでに技術的変化を形成してきた考え方と現実を批判的に検証することにより、いかにしてICTの長期的な社会経済的意義に取り組むことができるかについて、実践的な知見を提供する。
目次
第1部 技術の社会的諸側面―技術の発展と革新を形成する社会的、文化的、および政治的プロセス(技術変化の二面的性質:雇用と失業;情報社会―情報通信テクノロジーが社会と経済に対して有する意味;技術の社会的な形成 ほか)