内容説明
上海で取材中、中国民主化勢力のテロリスト集団・天地之牙に襲われたテレビディレクターの六郷紀里は拉致され連れ込まれた遺跡で信じられない光景を目にしていた。眼前に立つ人物、それは二千二百年の時を経て現代に甦った秦の始皇帝その人だったのだ。天地之牙と中国人民解放軍特殊部隊の戦いに巻き込まれた皇帝の運命はいかに…。時空を超えて展開する伝奇SFアクション。
著者等紹介
蕪木統文[ブギトウモン]
東京生まれ。高度成長期育ち。ジュヴナイルとアダルト(一般)の両方をこなす、近頃では珍しいタイプの作家。ジャンルを越えたアクション作を書き続ける。作品に、『夜明けの歌を謳う天使』(小学館)、『真・女神転生デビルサマナー/闇の終曲』『魔剣X』(エンターブレイン)、『始皇帝復活』(ハルキ文庫)など
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