内容説明
恐竜の繁栄する白亜紀後期末に降り立った調査隊が、何者かに襲われ、ソネ教授と助手が拉致された。タイムパトロール隊員のヴィンス・エベレットは、生き残った調査隊員を伴い救出に向かうが、その時代でヴィンスたちが目撃したものは、武器を使いフタバスズキ竜を攻撃するドロマエオサウルスだった。さらに人間ではない何者かが、時空を超えてヴィンスたちに襲いかかってきた―。不朽の名作SF。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
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.2018/07/26
Tomomi Yazaki
1
A級 氏が得意としているパラレルワールド小説。神が何を人類にするか、実は、選択肢はいくつもあった。恐竜人=ディノサウロイドが世に発表されたが、それより遥か以前にこの小説は発表され、恐竜人の詳細な記述がされていた。『あれ?!これって、ダイノサウルス作戦のドロマエオサウルスの進化型じゃないか!!』これは完全にパクリではないか!それとも、氏の超人的な先見の明なのか?! いずれにしても、私は大きな衝撃を受けた。
冬至楼均
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タイムパトロールものと言いながらも、敵はいつも異なる時間軸の人間なんですね。しかも勝利はいつも敵失から。2014/12/07
Arata Kondo
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豊田有恒がちゃんとSFしていた時代の作品。『不確定性原理』なんて便利な小道具が出来る前だから、時間旅行も活劇も不便で、チョイとランボーではあるが、ポール・アンダースンばりのバタくさぁい世界が楽しくて。 主役のヴィンス・エベレットと異類ルルロの悲恋がまた(///▽//) 山本弘だったら、どのように仕上げてくれるかな?2014/03/26
bandoujinx
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その昔『恐竜惑星』というアニメがNHKで放送されていたが、おそらくはその元ネタとおぼしき作品。