内容説明
タクシーの運転手がこんな話をしていた―日常何気なく耳にするデパートの館内放送。そのアナウンスには、従業員にしかわからないものがあるという。―それの意味する恐ろしい事実を誰も知らない…(「ジンバブエ観光協会」)。人々から発せられた噂は、耳から入り、やがてウィルスのようにあなたを浸触していく。そこには、あなたの聞いた噂もあるかもしれない―。都市に棲息するホラーストーリー六十余編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
茶幸才斎
1
自治体の職員がこんな話をしていた。彼は友人の農学博士から聞いたという。世間に都市伝説のたぐいは枚挙にいとまがない。出典も真偽も不確かな噂話がごまんとある。実はそれらは、ヒトを通じて増殖するウィルスのような自己複製体である。それらは、ヒトの耳から感染し、脳に寄生し、脳の生理と機能の特性に適合するものが淘汰され生き残り、口から伝播する。それらは、常に進化的飛躍を模索している。過去には物理的な身体の獲得を企図した形跡さえある。『トキオ・ウィルス』という名の本がそれである。いまや新刊書店での入手は困難であるが……2023/03/08
シシー
0
春日武彦氏の「屋根裏に誰かいるんですよ」の中で紹介されていたので読んでみた。かなり時代が古いので(ポケベル使ってたり)、没入は無理かなー。創作都市伝説という発想は、今はそのままネット上に移ったんだろうなと思いながら読んだ。2022/09/19
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