内容説明
2205年、地球は突如、宇宙から、“敵(E・M)”の襲撃を受けた。地上の人類は死に絶え、残されたのは、海中都市に住む人々だけだった。海底の彼らにも侵略の手が近づく中、“敵”がインフルエンザヴィルスに抵抗力のないことが判明する。ヴィルスの増殖設備を持つバハマ・シティへサンプルを届けるべく水中歩兵部隊員・チヒロは、精神感応術者・ジャンとともに深海の決死行へと赴くのだが…。冒険SFの傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スター
50
面白かったです。2205年、宇宙人の侵略で、地上にいた地球人は絶滅。海中に点在するアクアポリスで生き延びた少数の人類は、侵略者の致命的な弱点を発見する。 人類は、チヒロとジャンの2人を高性能の巡洋潜水艇に乗せて、人類を救う、あるプランを実行させようとする。2018/12/05
ジロリン
2
SFと冒険小説の見事な融合。「海中の世界」の描写がすばらしい。わたしはこれでダイヴィングを始めました。2012/04/01
みやぎ
1
再読。冒険SF。宇宙人の侵略により海中で暮らしている人類。ウィルスの増殖施設のあるアクアポリスへサンプルを届ける任務につくチヒロは潜水艇ノーチラス十世とラルフ、テレパスのジャンとシャチのタイタンと旅立つ。文字通り電気クラゲとなった巨大カツオノエボシや、幽霊船、サルガッソー海。別れ、そして新たな出会いと更なる冒険。個人的に敵の円盤をFOって書いてあるのがツボ。そうだね未確認じゃないもんね。2020/12/18
kanamori
0
☆☆☆2011/10/16
bandoujinx
0
バハマ・シティにたどり着くまでは面白いです。 オチはなんというか、敗者の開き直りというかいままでの犠牲はなんだったんだみたいでちょっと。