内容説明
半分男で、半分女?私立探偵・坂東は「魔風会」会長の娘に手を出してしまったばかりに、組織から追われ、とんでもない“手術”を施されてしまったのだ!「自分自身」を取り戻すべく逆襲を開始する坂東の前に明らかにされたのは、事件の意外な真相だった(「男を探せ」)。他に大杉探偵シリーズの三部作や、「ヴォミーサ」など、サスペンスタッチで描くSFミステリー全十篇を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はふ
8
オカルト、SF風味の短編10編。主にミステリーでのトリックは現実的でないのにもかかわらず、論理的な文章で納得させられるので違和感を感じなくなってしまう。そこが小松左京のユニークさで面白さだと思った。2018/11/12
海
2
推理関係の短編集。推理のタネはむちゃくちゃもいいとこだが面白い。特に大杉シリーズ(といっても3つしかない)が良かった。表題作はちょっと気持ち悪くて好かない。2020/01/26
伊藤チコ@革命的cinema同盟
0
ミステリ短編集。あんまり好きなのはなかったのと、オカルト短編集の方がしっくりきそうな品揃え。氏の短編は当たり外れが多いというか、相性があんまりよくない。2020/05/09
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