内容説明
くちづけの秋の燈をふやしをり。黛まどか最新句集。俳句は時代を写す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
てんちゃん
26
たまに、詩や俳句を読みたくなります。色鮮やかなご自身の写真とあわせて読む俳句。黛さん、きれいな人だなぁ。若々しくて華やかな俳句集でした。『揺れてみたくて揺れてゐるチューリップ』『さくらさくら今宵は誰を連れていく』『蝶生れて空の青さを疑はず』『夕焼けの端っこにゐて君想ふ』2019/10/08
momogaga
12
図書館利用。写真と俳句がセットになっているので読みやすい。初心者としては楽しめます。お気に入りの俳句は「会ふたびに 優しくなりぬ 冬紅葉」2015/11/14
双海(ふたみ)
4
「雨だれの音を数へて花の宿」「しやぼん玉吹いて淋しくなりたくて」が好き。2013/05/19
Э0!P!
1
花冷の出るつもりなき電話かな、雨だれの音を数へて花の宿、秋の蝶つれて信号わたりけり、ふるさとへ雪をつらぬく夜汽車かな、風邪引いて東京タワー赤すぎる、初日記恋といふ字の多かりし2023/04/23
sayuspi
1
多数の写真で彩られる俳句作品は見ごたえがある。しかし、写真と俳句の相乗効果が得られていないように感じる作品もあった。何にせよ、先人の句は勉強になります。2017/07/27




