内容説明
そのとき、脳でなにが起こっているのか？ピューリッツァー賞受賞作家が、最新の科学をもとに明らかにした「恐怖」の真実の姿。
目次
１ 心の闇に棲む幽霊（恐怖とは何か；脳が恐怖をつくりだす；心のなかの恐怖を読む；なぜ人は恐れるのか）
２ 恐怖のほんとうの姿（子どもと恐怖；未知なるものへの恐怖；恐怖のバランスシート；恐怖がもたらす快感）
３ 恐怖とつきあう方法（恐怖と精神の病；自殺のパラドックス；体によくない恐怖；意識は恐怖を克服しうるか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
3
人がなにかを恐怖する仕組みについて解説したもの。ほとんどが脳生理学的な内容なので、その仕組みを理解したいひとには興味深いかも。ただし、10年以上前の本なので、そこらあたりの知識は古いかもしれません。私には、恐怖が生み出す偏見や失敗からどう逃れたらいいかということにも具体例を挙げて説明してくれているところがとくに面白かったです。2013/02/27
