内容説明
美瑛はなぜ丘の町なの?層雲峡や天人峡の切り立った崖は何なの?富良野はなぜ盆地なの?旭岳の姿見の池はどのようにできたの?“青い池”はなぜそこにあるの?自分の目で見て、確かめられる、人気の5エリア、22コース。
目次
第1章 旭川周辺(神威古潭・嵐山―世界的な変成帯;上川盆地南西部―台地をつくった火砕流;突哨山・当麻―平野に残された小山;幌加内―めずらしい岩石と鉱物の産地)
第2章 大雪山(旭岳―“神々の遊ぶ庭”に見る火山地形;層雲峡―石狩川に刻まれた大規模火砕流;黒岳―大雪山をつくる火山群とカルデラ;天人峡―火砕流の絶壁がおりなす景観)
第3章 滝川・沼田・雨竜(滝川―平野に眠るカイギュウ;沼田―化石王国を訪ねる;ホリピリ湖周辺―沼田の化石と古第三紀層;尾白利加川―海の時代を語る地層;雨竜沼湿原―溶岩台地に広がる高層湿原)
第4章 美瑛・富良野(美瑛―火砕流堆積物でできた丘陵地;富良野―活断層でできた盆地と火砕流台地;白金温泉―火砕流大地と火山防災;十勝岳―間近に見る活火山;原始ヶ原―十勝岳連峰の溶岩と湿原)
第5章 三笠・夕張(三笠―化石の宝庫;夕張―石狩炭田のおもかげ;夕張岳―蛇紋岩メランジュが生み出した地形;川端・滝ノ上―傾いた地層がつくる絶景)
著者等紹介
前田寿嗣[マエダトシツグ]
1958年、札幌生まれ。日本地質学会会員。北海道教育大学札幌分校卒業後、札幌市内の小中学校や札幌市青少年科学館に勤務。2019年3月末、札幌市立北野中学校校長を最後に定年退職。石狩平野南部に分布する火山灰や、クッタラ火山の噴出物、空知周辺の新第三紀の凝灰岩の研究を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 百姓組頭・井上勝次