内容説明
札幌路面電車開業100周年記念出版!1918年(大正7年)の開業以来、札幌の街並みとともに歩んできた路面電車100年の軌跡を貴重な写真と資料で振り返ります。沿線風景の変遷、走行車両の解説など、市民の足として親しまれてきた札幌の路面電車の全てが詰まった一冊です。
目次
巻頭グラビア
札幌の路面電車100年のあゆみ
沿線紹介
札幌市電の車両史
札幌市電の車両
沿線スケッチ
年表
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
5
札幌市電。日本最北の公営路面電車である。馬車鉄道から始まり、名古屋電気鉄道のお古の電車を譲渡を受けて電化し、市営化。需要のため長らく単車ばかりだったが、戦後の需要増大でボギー車や連接車を多数導入し、独自の札幌市電スタイルを確立。地下鉄建設と札幌オリンピックで大規模廃止を余儀なくされたが、舗装もされてない路面を走る路面ディーゼルカーなどの話題も尽きなかった。市営化前の最初の電車であった名古屋電気鉄道のお古の電車は、今明治村に貸し出し中で展示されている。実物は「小さくて狭い」電車だ。2019/05/29
あられ
1
見慣れた市電の歴史にほおお、なるほどと楽しく頁を捲った。2019/09/03
kaz
0
タイトルどおり。大正初期の馬車の写真も紹介。統合で今は無くなった銀行名の看板等が懐かしい。ササラ電車はともかく、1966年まで現役だった散水車には驚いた。 2020/06/14