礼文短歌 蘂

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  • サイズ A6判/ページ数 128p/高さ 11X15cm
  • 商品コード 9784894538887
  • NDC分類 911.168
  • Cコード C0092

著者等紹介

杣田美野里[ソマダミノリ]
植物写真家・エッセイスト。1955年東京都八王子市生まれ。92年、夫・宮本誠一郎、生後三カ月の娘とともに礼文島に移り住み、写真家として活動する傍ら盗掘防止や外来種除去活動などにも取り組む。近年はエッセーや短歌の分野にも活動の幅を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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あられ

3
手の中に入ってしまうサイズの本に、北の離島の小さな花たちと、その花や風景に見合う短歌が一首ずつ…心にするすると入ってくる。風景に見とれてページをめくっていくと、厳しい人生が見えてくる。ジンとくる…心が三つ、次を心待ちにする。2018/01/19

田中 綾

1
七月の花野は雨を 待っていた 乳を欲しがる赤子のように  / 杣田美野里  / 作者は、礼文島在住の植物写真家。礼文の町花レブンウスユキソウの写真に添えた歌で、なるほど、薄雪のような白い色が清らかだ。日差しの強い数日の後の、恵みの「雨」。花々や大地が、その雨を勢いよく吸い取るさまを、母乳を無心に飲む乳児にたとえている。「待っていた」は、まさに実感。(2018年7月10日掲載) 2018/07/10

chietaro

1
レブンコザクラの可憐でありながらたくましさを持っているところが素敵だと感じました。私もたくましくありたいものです。礼文島という自然環境が厳しい土地でありながらも美しい花がたくさん咲く世界、言葉や写真だけでは収まりきれないですが、表現が美しいと思って読みました。2018/05/28

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