内容説明
ペリー艦隊率いるアメリカの黒船が来航し、200年以上におよんだ鎖国が破られ、箱館の町は世界への窓口となり、大きく変わってゆく。膨大な資料をもとに、新たな視点から函館のルーツを解き明かした歴史読み物。
目次
前編 寝耳に水の黒船騒動(箱館開港は二回あった;アメリカより先に来ていたロシアの黒船;ペリー来航の隠されていた目的;てんやわんやの松前藩;ペリー一行の注目行動あれこれ ほか)
後編 開港による文化摩擦と開明発展(現れた「箱館開港チョボクレ節」;言葉の難しさと面白さ;開港で赴任の領事たち;米人の男性シンボルを測った箱館奉行;貿易に伴う税関の誕生 ほか)
著者等紹介
須藤隆仙[スドウリュウセン]
1929年北海道生まれ。大正大学卒。函館市称名寺住職、同市文化財審議委員、南北海道史研究会会長。道新文化センター講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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