限界集落と地域再生

限界集落と地域再生

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  • サイズ A5判/ページ数 313p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784894534773
  • NDC分類 611.91
  • Cコード C0036

内容説明

「限界集落」―その数、日本列島に7878集落(国土交通省調査)。うち、2643集落は消滅の一里塚を刻む。戦後の日本を支えてきた「むら」の崩壊は山、農、水、海との決別…国土に響く「滅びの笛」。残された時間は少ない。急がれる再生への手だて。「限界集落」の概念を打ち出した著者が再生へのビジョンを提言。

目次

第1章 山村の現状と限界集落
第2章 限界集落の実態
第3章 限界集落の全国的拡大
第4章 限界集落はいま―日本列島を行く
第5章 地域再生とその課題
第6章 自治体間格差の現状と分析(全国47都道府県の全市町村の「限界」予測)
資料 新潟県上越市の「高齢化が進んでいる集落における集落機能の実態等に関する現地調査」の調査項目と結果報告書

著者等紹介

大野晃[オオノアキラ]
1940年生まれ。長野大学環境ツーリズム学部教授。高知大学教授、北見工業大学教授を経て2005年から現職。高知大学名誉教授。千曲線流域学会会長、日本村落研究会副会長、日本農業法学会理事などを歴任。専門は環境社会学、地域社会学。日本全国の山村地域のほかルーマニア、スウェーデンなど世界各地の条件不利地域の比較研究、村落研究を続ける。綿密なフィールドワークを経て1988年に「限界集落」の概念を提唱。四万十川や千曲川研究の成果を踏まえた「流域共同管理論」も唱える。山村再生や地域づくりのアドバイザーとして活躍中。長野県上田市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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