内容説明
獲れたてシラスの透明な味わい、兎が飛ぶ海、花守たちの丘…日本最北の島に移り住んで14年。植物写真家の著者が、厳しい自然との日々で見つけたあたりまえの暮らしの宝物。
目次
海のうさぎ
ストーブのほとりで思うこと
鱈
寒海苔は春の味
氷上の危うげな思い
ふきのとう探検隊
名残り雪の頃
停電の日は笹舟を浮かべて
負けない花、ミズバショウ
湿原にあった小さな牧場〔ほか〕
著者等紹介
杣田美野里[ソマダミノリ]
植物写真家、エッセイスト。1955年東京生まれ。武蔵野美術大造形学部卒。92年から礼文島在住。夫で自然写真家の宮本誠一郎氏、娘の柚貴さんと3人暮らし。礼文、利尻、サロベツを中心にした写真撮影のほか、出版、講演活動を通じて自然とのかかわり方を提案している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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