目次
勇払・春
勇払・夏
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勇払・冬
勇払を楽しむ
自然観察のためのデータ
勇払原野を守る
著者等紹介
川崎慎二[カワサキシンジ]
1967年、茨城県岩瀬町生まれ。元日本野鳥の会レンジャー。石川県金沢市の日本動物植物専門学院に通っていた20歳のころ、講師であった日本野鳥の会石川支部の方にバードウオッチングの指導を受け、野鳥の魅力にとりつかれた。卒業後、日本野鳥の会に入局し、加賀市鴨池観察館、東京港野鳥公園、根室市春国岱原生野鳥公園を経て、2002年4月からウトナイ湖サンクチュアリに勤務。2つの新しい施設の立ち上げや野鳥保護区の購入、湿地の鳥類調査と保全提言、環境教育などに関わる
大畑孝二[オオハタコウジ]
1959年、岐阜県瑞浪市生まれ。日本野鳥の会レンジャー。日本野鳥の会東京事務所を皮切りに、ウトナイ湖サンクチュアリ、加賀市鴨池観察館のレンジャーを経て、2003年4月から豊田市自然観察の森に勤務。ウトナイでは、千歳川放水路計画等開発問題への対応を、鴨池では水田農業とカモ類の共存の模索を、そして豊田では里山での環境教育や保全に関わる
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感想・レビュー
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翔亀
46
これは悪魔の囁きだった。通常は、勇払平野。ほぼ苫小牧市域に一致する。この本は、一見、平凡な観光ガイドブックだ。ウトナイ湖サンクチュアリの野鳥の会レンジャー2名が執筆。鳥だけではなく、付近でみられる花や昆虫や動物の写真集+苫小牧市の観光ガイド+自然保護運動史がコンパクトに紹介される。苫東大規模工業団地など数々の開発に対抗したからこそ守られたウトナイ湖、という歴史的経緯が簡潔ながら鋭く紹介される。ポイントは"原野"と呼んでいる点。そう、かつては原野だったのだ。しかし、苫東開発によって囲い込まれ一部造成され↓2015/04/22
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