北の木と語る

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  • サイズ B5判/ページ数 127p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784894532489
  • NDC分類 754
  • Cコード C0072

内容説明

道産の木々がどのように生まれ、育ち、そして使われているのか。北海道を代表する、ナラ、カバ、カツラ、エゾマツなど12種類の木の一生を、その木と関わる人たちを通して紹介しました。山深い森の中、雪の中の伐採現場、製材加工する木材会社、家具メーカーの工房、楽器のトップメーカー、木工作家、樽桶づくり職人、能面師、道産材で作られたテーブルを自宅のダイニングで使っている人など、道内だけでなく本州方面や海外にも足をのばしてお話をうかがい、木々や作品とはじっくりと対峙しました。

目次

ナラ―武骨で繊細。数ある広葉樹のなかでも一目置かれる、森のなかでの存在感
カツラ―英語でも“Katsura”ハート型の葉っぱがかわいい、香り出る日本固有の木
カバ―ぱっと見は、みんな似ているけれど、それぞれの個性があふれるカバの兄弟たち
カラマツ―ねじれや狂いが多いといわれるけれど、実は強くて木目が美しい可能性をいっぱい秘めた材
タモ―まっすぐで堅くて加工しやすいヤチダモ。粘っこくて強いアオダモ。特長のある木質が生かされて、材として大活躍中
ブナ―豊かな水を湛える森と白っぽい木目が、癒しの世界をイメージさせる
シナ―目立たない透かしのような木目から、楚々とした謙虚な雰囲気が立ちのぼる
トドマツ―建築材やパルプなど、大量に使われてきた、北海道にはなくてはならない木
セン―いかつい樹皮に、天狗の葉うちわ。森のなかで自己主張する、個性たっぷりの容姿
イタヤカエデ―光沢のある幻想的な雰囲気が放たれる木肌。中身は、デリケートだけど打たれ強い働き者〔ほか〕

著者等紹介

西川栄明[ニシカワタカアキ]
1955年、神戸市生まれ。関西大学法学部卒業。ベネッセコーポレーション勤務を経て、97年、東京から北海道弟子屈町に移住。アウトドア関係や新しいライフスタイルなどのテーマを中心に、新聞・雑誌などに執筆

本田匡[ホンダタダシ]
1965年、登別市生まれ。法政大学経営学部卒業。87年から札幌で広告写真家柳谷成身氏に師事、スタジオYOUに勤務。91年に本田写真事務所を設立。『手づくり木工事典』、『ログハウスプラン』、『プレジデント』、『dancyu』、『すすきのタウン情報』、『Yellow Page』、『北海道新聞』など新聞や雑誌の取材と広告写真の撮影を中心に活動
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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