内容説明
ヒグマの総合事典。より使いやすく、索引314項目。
目次
1 人身事故とその対策(事故の原因と対策;事故の具体例)
2 ヒグマとの共存策(ヒグマの現状;共存の具体策)
3 進化と分布(クマ類の進化;現棲グマ;ヒグマの学名と俗名;日本のヒグマの実情;世界のヒグマの実情)
4 身体と生態(ヒグマの身体;生態一般;繁殖;冬ごもり;食性;余談)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
有坂汀
6
本書は主に北海道地方に生息する日本最大の肉食獣。ヒグマについての総合事典です。1993年に刊行されたものを全面改訂した増補改訂版です。本書にはヒグマについてのあらゆる事。人身事故とその対策、ヒグマとの共存策、進化と分布、身体と生態。に至るまで索引314項目を付したものであり、彼らが「共喰い」をすることや、主武器である前足の筋肉がハンパないことなどを知り、ページをめくって読みながらつくづく遭遇するのはご勘弁いただきたいなと。そう思い、背筋が寒くなってしまいました。「ヒント」になることは多いと思っております。2025/05/25
mahiro
3
私は幼い頃北海道大学付属植物園の資料館で壜に入ったホルマリン漬けの、熊の胃から出てきたと言う人間の体の一部を見た、小さな子供の足の裏が生々しかった。後年再訪するも見当たらずあれは本当にあったか疑問だった。しかしこの本でそれを見つけてびっくりした『丘珠羆事件』札幌にも羆の闊歩していた時代があったのだ。アイヌの人の熊送りの儀式も興味深かった2010/04/06
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