内容説明
大震災から復興まで島の子供たちの6年、“ポエムドキュメント”。
目次
地震が来た津波が来た
あれから
もう泣かない
笑顔戻って
光の島
麻生直子作品
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
志田健治
5
この度、奥尻ムーンライトマラソンに出場するため来島。待機施設の海洋センター内にある図書室で手にとって読み始めました。奥尻島で生きる子どもたちの詩がグサグサ胸に刺さります。詩は命の言葉とはまさにこのことだと感じました。震災当時の状況、その悲痛な想い、そして野に咲く花のように凛とした力強さを取り戻す様、この奥尻の地でそれを感じることが、何より走る力となりました。島民の皆さんの温かい声援が心に染みました。その笑顔のなんて眩しいこと!マラソンは完走しました。どしゃ降りでしたが、この詩集を思い出してがんばりました!2015/06/28