内容説明
“読んで・観て・感じる”文字・写真・映像・音声のコラボレーションによっていま明かされるほんとうの「般若心経」の世界―混迷の時代にこそ求められる、究極の一冊。
目次
序章 観音菩薩の化身、ダライ・ラマに学ぶ般若心経(呪文のような「漢訳」般若心経;仏陀自身の解釈も時々で異なる ほか)
第1章 ダライ・ラマと読み解く「悟りへの智慧」(なぜ人は「悟る」必要があるのか;輪廻を決定するカルマには優先順位がある ほか)
第2章 般若心経の真髄、「空」とは何か(中国語で読んで陥る誤ったイメージ;「空」が先か?「0」が先か? ほか)
第3章 悟りに到る実践法(すべてが克服され、究極の涅槃に至る;衆生の救済のため、この世に止まる菩薩たち ほか)
著者等紹介
大谷幸三[オオタニコウゾウ]
1947年兵庫県生。ノンフィクション作家。海外にテーマをとった取材を多く行い、雑誌に作品を発表して来た。スティーヴン・ホーキング、マイク・マンスフィールドら、海外の著名人へのインタビューが多い
菊地和男[キクチカズオ]
1950年東京都生。写真家。茶人。23歳でフリーに。以来、雑誌、広告等の写真撮影を主として活躍。仕事の傍ら、訪れた国は数十カ国に及び、世界の食と文化をフィールドワークする。茶人としては、中国茶界のバイブル的存在『中国茶入門』(講談社)の著者として知られ、中華料理店のプロデュースも手がける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。