Ｆｏｒｅｓｔ ２５４５ ｓｈｉｎｓｙｏ バイリンガルは二重人格

苫米地 英人【著】

フォレスト出版（2010/12発売）

• サイズ B40判／ページ数 186p／高さ 18cm
• 商品コード 9784894518278
• NDC分類 491.371
• Cコード C0230

内容説明

最新の機能脳科学によって、「バイリンガルの脳」「二重人格の脳」が解明されています。本書では、「もう一人の人格」を作り出す禁断の技術を公開しています。あなたが“この仕組み”と“ある方法”を知れば、「もう一人の理想の人格」を作り出すことができます。「もう一人の理想の人格」を作って、「理想の人生」を手に入れてください。

目次

第１章　バイリンガルと二重人格（ボーダーレス化する世界；なぜ、日本人は英語を話したがるのか？　ほか）
第２章　脳と言語と人格の関係（Ｗｈａｔ’ｓ　ｕｐ？というビジネスマン；単語に意味はない！　ほか）
第３章　英語人格をつくる方法（言語は誰でも習得できる！；リベラルアーツが抽象度を決める！　ほか）
第４章　理想の人格をつくって、理想の人生を手に入れろ（イメージの限界が自分の限界；もうひとりの人格をつくるために必要な２つのこと　ほか）
第５章　日本語だけでは世界は見えない！（日本人に英語はいるか？；日本と世界の立ち位置　ほか）

著者等紹介

苫米地英人［トマベチヒデト］
脳機能学者・計算言語学者・分析哲学者・実業家。上智大学外国語学部英語学科卒業。その後、２年間の三菱地所勤務を経てフルブライト留学生としてイエール大学大学院に留学（計算機科学科博士課程人工知能専攻）。その後、コンピューター科学の分野で世界最高峰と言われるカーネギーメロン大学大学院に転入。計算言語学の博士号を取得（日本人初）。イエール大学・カーネギーメロン大学在学中、世界で最初の音声通訳システムを開発し、ＣＮＮで紹介されたほか、マッキントッシュの日本語入力ソフト「ことえり」など、多くのソフトを開発（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[べっち]

★★★タイトルに惹かれました。新しい英語の勉強方法と理想の性格の作り方がテーマとなってます。英語の勉強方法については、とにかく英語世界の「臨場感」を感じることが大切ということでアメリカのドラマを見ることや古典を読むことがオススメ。古典に関しては、日本語訳されているものよりも簡単とのことですが、本当かな？と疑いたくなります（笑）とりあえず挑戦してみたいと思います。後半の英語の重要性に関しては、筆者の意見に賛成です。やはり、「本物」を見るためには英語が必要だと思います。

2015/02/07

[シタン]

何の根拠も示されない天からの啓示が書かれている。この著者は科学的に根拠を示そうと思えばいくらでもできるがわざと省いているのでは（もしくは最先端すぎてできないのか）。　古典を読むことの重要性が強調されている点が特徴。あらゆる本は聖書やシェイクスピアに還元されるというくだりは笑った。　日本語だけで生きることの怖さは知っておくべきだと思う。要するに、その時点でものすごく偏った考えしかできない。自分は少しだけ在留経験がありますがやはり日本が異常にみえました。帰国後の逆カルチャーショックは人生最大の衝撃の一つです。

2018/11/06

[Moca]

バリンガルは二重人格である。上手く英語を話せる方法としては、まずは別の自分にあった人生を作ることで、英語が話せるとされている。私は海外に行きたい夢を持っているので、バリンガルを目指して行きたいだと思います。英語だけではなくお金、人間関係、仕事などを上手くことで、理想的な人生を創造することが出来ます。

2019/12/03

[こも 旧柏バカ一代]

アメリカに居た時の仕事場が日本人は自分だけ、英語は勿論、スペイン語も飛び交っていた。 その環境下に居た時が一番英語が出来た気がした。 それに近付ける為の方法が紹介されてた。 Kindleは本当に良いな。 有難い。

2019/07/28

[Humbaba]

他の言語を自由に操ることができるようになるというのは，いつも使っているのとは異なる脳を使用するということである．同じ文章であっても，その意味はコンテクストによって様々に変化する．だからこそ，一つ一つの単語ではなくて，まとまりを理解する能力が必要になる．

2012/03/20