内容説明
オマージュとパクリの境界線は?動画投稿サイトにアップできるもの、できないもの。「商用」と「非商用」の違いは?国・官公庁の統計資料は自由に使える?書体にも著作権があるというのは本当?Wikipediaの文章をコピペし、商用利用してOK?有名人の似顔絵を商用利用するのは肖像権の侵害?パロディ映画を制作してネットにアップロードするのは?他のマンガ家の画風を真似てもOK?グレーゾーンにまで手が届く!さまざまな側面から著作権をフォロー。SNS全盛・パクリ噴出時代、ビジネスでも趣味でも必須の知識!
目次
第1章 著作権とは何か
第2章 インターネットに関連する著作権
第3章 仕事に関連する著作権の扱い
第4章 生活に身近な著作権
第5章 アウトかセーフか?著作権侵害
第6章 著作物を正しく利用する方法
著者等紹介
宮本督[ミヤモトタダシ]
1970年、千葉県生まれ。東京大学文学部卒業。1998年4月弁護士登録(第二東京弁護士会)。その後、2001年に中島・宮本・溝口法律事務所を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BluePlanet
7
★3.0 2017年8月3日発行。仕事の関係で読んだが、著作権法や著作権の考え方がコンパクトに纏まっていますね。引用と転載の違いや、どこからが法律違犯になるか分かりにくいところは残りましたが、著作権者をリスペクトして、著作権者に不利益にならない使い方なら良いのかなぁと思いました。もう少し関連本を何冊か読んでみたいと思います。2018/02/20
yukioninaite
1
この本、わかりやすいです。調べたいことがすぐわかりました。2017/09/10
しゃむ・しゃむ
0
著作権を侵さないためのハウツー本。ブログやTwitter、手軽に個人が世界に向けて発信できる時代。スマホによってネット人口が増大した反面、ネットマナーの意識は逆に急速に低下した。知識のない一般の人が著作権を学ぶ本。聞きたいことが書かれてある。わかりやすい。2017/09/20
和
0
この本では、著作権についての説明と、著作権侵害になる場合・ならない場合の具体例が記載されています。私がこの本を読んだきっかけは、過去に私が生成し、著作権を第三者に譲渡した画像について、私がこの画像を少し書き換えたら別の画像として著作権を主張できるのか知りたかったからです。私が本書から学んだことは、オリジナルの画像と類似性が高い場合は、新しく生成したこの画像の著作権を主張できないということです。この本には、類似性が高いかどうかを判定する基準については説明がなかったので、もう少し専門的な本も読もうと思います。2021/12/25