内容説明
「感情が動く」とき、人はみずから動く。人の心を瞬時にとらえて離さない「感動力」を磨くと、プレゼン、セールス、商談、面接…すべてがエキサイティングにうまくいく!
目次
第1話 ビジネスを変える共感パワー
第2話 感動マジックの種明かし
第3話 物語力で感動を生み出す(Story)
第4話 演出力であなたの魅力を最大化する(Produce)
第5話 演技力であなたをバージョンアップさせる(Performance)
第6話 持ち場を輝かせるための心のスキル
著者等紹介
平野秀典[ヒラノヒデノリ]
1956年生まれ、立教大学卒。有限会社ドラマティックステージ代表取締役。100万人感動倶楽部主宰。一部上場企業のビジネスマンの傍ら、「演劇」の舞台俳優として10年間活動。その経験からビジネスと演劇の関連性に気づき、独自の感動創造手法を開発。二足の草鞋で勤務していた企業の劇的なV字回復に貢献する。独立後は、日本で唯一の感動プロデューサーとして、規模や業種を超えた様々な企業へ、講演(公演)・指導を行い、誰にでもできる感動創造の極意を伝え歩いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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esop
49
メタファー、シンプル、コントラスト/恩返し、恩知らず、恩送り=感動の循環/表情筋は非対称が魅力的2024/09/17
小木ハム
11
人は感動するものにはお金を出す。予定調和は期待通り、若しくは悪い意味で期待を裏切るもの。そこからは感動も感謝も生まれない。演出の極意はメタファー(隠喩)、シンプル(簡素)、コントラスト(陰影)。ラストシーンから考える。ラストがイメージできていれば途中で迷いやスランプになったとしても軸がぶれずに乗り切れる。喜びのシーンの中に不幸の種を暗示するシーン、苦労の連続やピンチのシーンの中に主人公が雄々しく復活する種を仕掛ける。″恩送り″は全員がイッセーノでやれば色んな事がうまく回り出しそう。2019/03/10
D21 レム
11
会社員で舞台俳優をしていた著者は、演劇の手法を営業で生かして成果があがることを実感して、10年前からは「感動プロデューサー」という肩書で講演活動をして、実績をあげている。「感動」するとはどういうことか、「感動」のしくみ、「感動」の要素など、おもしろかった。話すときに、目の前の人ではなく、自分が決めた一人の相手について語る、「2人称で話す」というのは、発見。最近話題になった佐村河内さんの例も、それを利用した手法といえるなあと、別のことを思った。2014/03/14
しんしん
6
オーディオブックで聞き終わったとき、思わずスピーカーに向かって拍手してしまった。 自分の人生を劇的「ドラマティック」に最高の自分を演じよう。 あなたのため大切な人のために語り掛ける「二人称」が人を感動させる。 「恩返し」よりも「恩送り」をしていこう。 こういった言葉が劇的に心に響いた。 2015/08/17
織川 希
5
★★★★☆ 《感動を作るためのスキルを伝授してくれる本》本書は、芸術家のセンスだけに頼らない、一般人の私たちが感動を作るためのヒントを教えてくれる。様々なコツが紹介されているため、自分のシチュエーションに適したものから取り入れてみると良いかもしれない。1点残念だったのは、本書全体で何を言いたいのかという本質が伝わってこなかったこと。オーディオブックで聞いたためだろうか、体系的な内容として頭に入って来づらかった。本書をこれから読む人には、オーディオブックではなくテキストリーディングをおすすめする。2022/02/01