内容説明
アメリカ国務省、世界最大級コンサルティング会社の日本社長、２０００億円を運用するヘッジ・ファンドの会長、日経ＣＮＢＣ『夜エクスプレス』・『ビートたけしのＴＶタックル』などを盛り上げる評論家の経歴を持つ著者が、他にない視点でとても分かりやすく日本の現状と将来を説明してくれる名著。
目次
第１章 お金の量が問題だ！
第２章 国を無借金にせよ！
第３章 銀行は本業に徹せよ！
第４章 これからはどうなる？
第５章 問題が山積している！
第６章 本当の平等を実現せよ！
第７章 日本に栄える道あり！
著者等紹介
スキナー，ジェームス［スキナー，ジェームス］［Ｓｋｉｎｎｅｒ，Ｊａｍｅｓ］
１９６４年、アメリカ合衆国生まれ。現在、シンガポール在住。アメリカ国務省、世界最大級コンサルティング会社の日本社長、２０００億円を運用するヘッジ・ファンドの会長、日経ＣＮＢＣ「夜エクスプレス」や「ビートたけしのＴＶタックル」などを盛り上げる評論家の経歴を持つ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kuro
8
過激な内容でした。 事実として、納得できる記述でした。 対応策として、３つの原則が書かれてますが 個人で出来る内容ではないし、 明治維新ほどの出来事がない限り 政治家が変わるとも思えない。 結局、不安だけが残ってしまった。 まあ、政治関係者には是非とも読んでもらいご意見を伺いたい。2013/06/13
ふぇるけん
8
内容はかなり過激。日本国債がデフォルトするXデーはいつくるか、そのときどうなるのか、著者のようなストーリーになるのか否かは予想がつかないが、何をしても逃れられないものか･･･ただ、著者の言う自由経済を拡張すれば万事うまくいくという考え方は、あまりに理想的すぎるストーリーなので賛成できない。もう少し現状を見てロードマップを示さないと単なる自己啓発書でしかなくなってしまうのがもったいない。2012/07/15
おおにし
7
赤字国債発行をやめること、官僚の利害と国民の利害を一致させることなどの提言は賛成ですが、お金持ちを悪者と見なし、悪者であるお金持ちから財産を奪うことは正当であると、我々庶民が洗脳されているのだという話はそのまま賛同できません。スキナー氏は善い金持ちかもしれませんが、すべてのお金持ちがそうだとは言えませんからね。いろいろ疑問点も多い本ですが、日本の財政問題の現状を知るのには良い本だと思います。2012/01/28
村越操
6
日本通の外国人による日本救済本。アメリカと合併すれば、外交問題、経済問題、人口問題等今抱える問題がほとんど解決する、という提案はビックリ。読んで魅力的に思えるから不思議。なお、ジェームスは解決策として3つを原則を守るよう提案。国が通貨の価値を一定に保つこと/赤字国債を発行してはいけない/銀行などはデリバティブはやめて本業に徹する。赤字国債の発行をやめるというのは法律違反でもあるので、私も基本的に賛成です。こういう見方もあるのかと勉強になる、良書でした。2012/08/19
umeko
6
経済に疎くても非常に分かりやすく、勉強になりました。但し内容は、日本経済について、多くの識者が多くの意見を述べているうちの一つというところでしょうか。2012/06/04
