現代版 魔女の鉄槌

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現代版 魔女の鉄槌

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  • サイズ B6判/ページ数 273p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784894514461
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C0030

内容説明

15世紀に存在した聖書を超えるベストセラーの現代版。新しいメディアが生まれるとき、必ず新しい「魔女狩り」が生まれる。脳から「自由」を奪うメカニズムを解明し、自由な人生を手に入れる方法を苫米地英人が解明。

目次

序章 新たな魔女狩りが始まった!―フェイスブック、ツイッター…など、新しいメディアが生まれると…
第1章 聖書を凌ぐベストセラー『魔女に与える鉄槌』の秘密―なぜ、人間は魔女狩りを生むのか?
第2章 魔女狩りの歴史―中世ヨーロッパで何が起こったのか?
第3章 13日の金曜日に何が起こったのか?―権力者と情報操作
第4章 フェイスブック、ツイッターから始まる現代の魔女狩り―情報操作に使われるメディア
第5章 現代の異端審問官―あなたの認識が他人につくられていく
第6章 自由な人生を手に入れろ!―魔女狩りから逃れる方法

著者等紹介

苫米地英人[トマベチヒデト]
脳機能学者・計算言語学者・分析哲学者・実業家。マサチューセッツ大学を経て、上智大学外国語学部英語学科卒業。その後、2年間の三菱地所勤務を経て、フルブライト留学生としてイエール大学大学院に留学(計算機科学学科博士課程人工知能専攻)。その後、コンピューター科学の分野で世界最高峰と言われるカーネギーメロン大学大学院に転入。計算言語学の博士号を取得(日本人初)。イエール大学・カーネギーメロン大学在学中、世界で最初の音声通訳システムを開発し、CNNで紹介されたほか、マッキントッシュの日本語入力ソフト「ことえり」など、多くのソフトを開発(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トリオネア

25
資本主義は既に宗教へと変質している。四十にして惑わずと言う、色々な可能性を考える事なく1つの価値観のみで生きる奴隷の教え。増税のおかしさ。東日本大震災はマグニチュード8.3で想定外ではない。隠された4号機の爆発。内閣による言論封殺。天皇家もプロテスタント、カトリックでないと欧米列強の王室と対等に付き合えない。ヒトラーも持っていたBISに個人口座を持つ天皇。自民党の選挙資金に天皇家の金が使われていた?とか、興味深くて面白かった。苫米地英人さんの事は脱洗脳の人としか知らなかったが、他の本にも興味がわきました。2019/07/28

こも 旧柏バカ一代

15
魔女狩りの経緯を解説してから、現在の魔女狩り(Twitter等の炎上)について解説。 情報が氾濫している昨今。本物が見分けれない。それに踊らされる人が多い。 基本的に権力者は自らの手と金は使わない。 東日本大地震の復興税なんか良い例らしい。2019/07/02

うりぼう

15
なかなか装丁が重みがあって好き。印刷技術が生まれたときが、魔女狩りの始まり。誰かを追及したいときは、自分がそうなるのではという不安の裏返しなのかもしれない。密告社会は、疑心暗鬼の社会であり、正直者がバカをみる社会だという信頼を失った状況なのだろう。ツイッターやSNSによる新しいメディアが、情報量を加速させ、声の多いものに正義を感じる思考停止状態に追いやられる。情報の洪水から距離を置くことも大切。お金が欲しいという欲望のフィルターをかけて情報をみると誤るようで、私は、煩悩の塊であり、かなり難しい。色即是空。2012/03/15

更紗蝦

9
タイトルはまるでオカルト本か疑似科学批判本のようですが、前半はほぼキリスト教の歴史の話で、後半はメディア論が中心となっています。大事なのは後半の部分ですが、そこだけだと「こんなのは陰謀論だ」とか「本に書いてある事を信じるなという内容の本は矛盾している」という批判が出てくる事が容易に想像できるため、作者は敢えて中世のキリスト教の歴史と現代の出来事(この本ではたびたび福島第一原発事故の話が出てきます)を比較したのだと思われます。現在進行形の出来事よりも過去の出来事の方が、因果関係がはっきりしているのですから。2014/04/14

TheWho

9
中世末期にグーテンベルクの活版印刷による本の普及が、為政者の情報操作を生み魔女狩りが発生したと言う解釈と対比して、現在のIT革命によるSNS等の普及が、新たな情報操作、そして新たな魔女狩りが生まれているとのキリスト教の歴史や現在の世情を踏まえて言及する一冊。筆者は、新しいメディアが生まれるとき、必ず新しい「魔女狩り」が生まれると言う。そして巷に溢れる様々な報道や情報には、必ずある種の意図や権力が介在していると、中世の歴史を紐解き言及している。真偽はともかく陰謀の世界史とも言える興味深い一冊です。2013/12/05

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