内容説明
「会計テトリス」と「小学生の算数」で数字嫌いのビジネスマンでも簡単に読める。『売掛金』『貸倒引当金』『準備金』など多くの会計特有の言葉の知識を使わずに会計の仕組みを理解できる会計入門。
目次
プロローグ 決算書を簡単に読むコツ
第1章 社長気分でマネーの動きを見る!
第2章 「会計テトリス」とは?―「会計ブロック」を使った決算書の読み方
第3章 顔を見れば一瞬でわかる!「貸借対照表」の読み方―良い会社は右上がり顔!
第4章 12歳でもわかる!「損益計算書」の読み方―良い会社は一定に保つ!
第5章 矢印を見れば簡単!「キャッシュフロー計算書」の読み方―営業活動におけるキャッシュフローが大きければいい!
第6章 IFRS(国際会計基準)は楽勝!
終章 最短で一流のビジネスマンになる!「会計力」の使い方
著者等紹介
岩谷誠治[イワタニセイジ]
株式会社会計意識代表取締役。公認会計士。税理士。システム監査技術者。早稲田大学理工学部卒。(株)資生堂を経て朝日監査法人(現あずさ監査法人)に入社。その後、アーサーアンダーセンビジネスコンサルティングを経て、2001年に独立、岩谷誠治公認会計士事務所を開設。現在は(株)会計意識代表取締役として会計知識のビジネスへの応用を指導。わかりやすい講義が大好評で「日経ビジネススクール」「みずほセミナー」「SMBCビジネスセミナー」などの講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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浅見ヨシヒロ
16
とりあえず12歳では分からない内容だと思います。 さえ、肝心の内容ですが図なども添えられていて非常に分かりやすかったと思います。 会計初心者の方が読んでも良いですし、簿記などの資格を取得後した方が読めば更に内容を上手く掴めるかと思います。 さすがに国際会計基準の箇所は頭がこんがらがりましたが。2014/07/07
がっち
9
簿記三級+IFRSの話である。12歳でわかるかは知らんが、簿記を勉強してない人にも読みやすいように作られている。実際決算書はもっと複雑なのですぐ応用ということはむずかしいかもしれないが、決算のことの入門書としては最適。C2011/02/16
村越操
7
ROA,ROE,流動比率など、財務諸表を読む際に、視覚的に判断する分かりやすい方法を提示しているのがGOOD。簿記の知識がない人がどこまで分かるかは別問題。2012/08/22
Maiラピ
7
今まで決算書の読み方の入門書を多数読んだと思うがこの本が一番分かりやすかった。スイカを一つ仕入れ・・・てという例からスタート、ここから教えてくれるものはこれのみかもというちょっと画期的な本。さすが会計講座の講師が書いたもの、分かった人が上から目線でではなく、会計ブロックや眉と目を使ってのアプローチなど、押さえどころや理解し難いところに手が届く感じ。今年4月から導入されつつあるIFRSへの考えの移行の仕方も記載。お勧め♪2010/04/28
ひよこ
6
決算書に顔を描く2021/04/10