内容説明
「仕事」「恋愛」「セールス」「面接」「人間関係」「接客」「マーケティング」「飲み会」…などに効くノーリスク・ハイリターンの話術&心理術がストーリーで学べる。
目次
第1章 あるニセ霊能者の告白
第2章 リアルセッション
第3章 リアルセッションの解説
第4章 懐疑主義者への対応―暗証番号を透視するテクニック!?
著者等紹介
石井裕之[イシイヒロユキ]
パーソナルモチベーター。セラピスト。1963年・東京生まれ。有限会社オーピーアソシエイツ代表取締役。催眠療法やカウンセリングの施療経験をベースにした独自のセミナーを指導。人間関係、ビジネス、恋愛、教育など、あらゆるコミュニケーションに活かすことができ、誰にでも簡単に実践できる潜在意識のノウハウを一般に公開。日本テレビ「おもいッきりテレビ」、テレビ東京「サイコラッ!」、フジテレビ「奇跡体験!アンビリバボー」、ABC「ビーバップハイヒール」など、テレビ出演も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
団塊シニア
23
相談者の立場になって読むとわかりやすい。人は自分のことが気になる、自分の話にしか関心がない、タロットカードの意味などどうでもいい、そして自分にとって都合のいい答えを期待してる、自分の狡さをを正当化してくれる言い訳も欲しい、そこで絶対に外れない予想のトリックを駆使して相談者から情報を引出す手法は巧妙である。ただリピーターを継続的に確保するのは難しいのではという疑問は残る気がします。2013/07/16
しょーた
18
詐欺占い師のテクニックをストーリー仕立てにして紹介。自分が騙されないためにも、そして、善良に活用するためにも知識として知っておいて損はなかった。コールドリーディングとは、なんの準備もなし(Cold)に相談者の過去や現在、未来を読み取ること(Reading)。その実態は、相手に色々と話させたり、手相や筆跡などを鑑定する過程を経て、情報をその場でかき集める。そして、半分断定(〜ですよね)の形で相談者に当てはまることを的中させ、信頼を得ていく。フィクションなので、気楽に読める。2016/11/08
ユズル
18
何だろう、このうさんくささは(((^^;)私が紙の占い本は読むけど、対人間とか、電話でやる占いとかにまったく魅了されない理由が分かった気がします。人間、やっぱ怖いわ~(;´д`)ただ、上手く出来れば客商売とかにも活用出来そうですね。くれぐれも悪党にはならないでね~2015/02/11
Taka
15
占い師がコールドリーディングを使って、どんな風にでも取れるような話術で稼いでいるのは了承している。その話術を楽しみに行くところなのでホストやキャバクラと同じなのです。詐欺師は断定する。そうすればカモは喜ぶから。カモはズルいから。自分で自分の人生に責任を持ちたくない。決断したくない。他人のせいにしたいズルさ。前世を語ってやろう。自分の悪行を人のせいにしたい傲慢さや卑怯さを持って自分を善人だと信じたい厚かましい連中がいるから銭が稼げるのだ。懐疑主義者には挑発と少しの間違えてあそんでやる。書かせればこっちのもの2023/10/18
frosty
14
父が図書館から借りてきた本。悪党のお話だった(笑)でも最後の終わり方は好きだったな♪「だからいつの日か……」ってところ。発売禁止になった理由が何となくわかったような気がする。コールドリーディングについての本はこれが初めてだったのだけれど、冒頭部分にざっと簡潔な説明話のせてくれていたから、あまり混乱することなく、苦労することもなく読めた。フィクションとして書かれたお話だったけれど、現実味があふれていてかなり面白かった。コールドリーディングを学ぶためでなくとも、普通の読み物としても申し分ないと思う(^o^)2015/04/29