アンホルトのアーティストシリーズ
ゴッホとひまわりの少年

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 30cm
  • 商品コード 9784894499010
  • NDC分類 E
  • Cコード C8797

内容説明

ひまわりが太陽のようにさく明るい町、アルル。そこにカミーユという少年が住んでいました。ある日のこと、町にちょっと変わったおじさんがやってきます。カミーユはおじさんの絵が大好きになるのですが…。郵便夫の一家に実在した少年をモデルにかかれたこのお話は、新しい価値観を受け入れることの大切さを教えてくれます。また、絵本のいたるところに、名画やそれをモチーフにした美しいイラストが散りばめられ、ゴッホの世界をわかりやすく紹介します。

目次

『糸杉のある麦畑』1889年
『郵便夫ルーラン』1889年
『ルーラン夫人(ゆりかごを揺する女)』1889年
『アルマン・ルーラン』1888年
『ルーランの赤ん坊』1888年
『カミーユ・ルーラン』1888年
『花瓶の14輪のひまわり』1889年
『グレーのフェルト帽の自画像』1887‐88年

著者等紹介

アンホルト,ローレンス[アンホルト,ローレンス][Anholt,Laurence]
英国の絵本作家。幼年期をオランで過ごし、特にゴッホの作品に刺激を受け、芸術に深い興味をもつようになる。ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・アーツで修士号を取得。アーティストシリーズをはじめ、多くの本が世界の国々で出版され、高い評価を得ている。夫人のキャサリン・アンホルトとともに制作した作品も多く、数々の賞を受賞

あべのりこ[アベノリコ]
阿部教子。英国にてMBA(経営学修士)取得後、長年にわたり米国系企業でマーケティングの仕事に従事。長女の出産を機に、日本の子供達によりよい文化環境を与えたいとの思いで、(株)ベファーナを設立。2000年にロンドンの書店で偶然出会ったアーティストシリーズを刊行する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シュシュ

20
ゴッホの絵が好きで読んでみた。ゴッホがフランスのアルルに移り住んだときに知り合った少年の目線で描かれている。ゴッホが描いたかわいい少年の絵のモデルがこのカミーユだと知って嬉しくなった。生きていた間に売れた絵は1枚だけだった。私にはゴッホの絵が変わっている変な絵だとは思えなくて寧ろ素朴な味わいが好きなのだが、当時は変な絵だと思われていたらしい。この本を読んですぐにYouTubeのDon McLeanのVincent(starry starry night)を見たくなって見た。ゴッホの人柄をもっと知りたい。2015/12/17

ばっぱら

8
まだゴッホの絵は見てないけど、気に入ってくれたようでうれしい。2015/10/21

Sayaka

6
ゴッホの描いたヒマワリの絵や青い服のおじさん(カミーユのパパ)、そういう事だったのか〜、と、これも胸にくるお話でした。生きている時に認められたら良かったのになぁ。人と違う事してるだけで迫害される時代だったのか。存命中に売れっ子だったピカソの絵より、ゴッホの絵の方が好きだな。2018/02/16

ケニオミ

6
僕にとってゴッホも見逃せないテーマの一つとなっています。大学の美術史の授業で、ゴッホのついての講義を受けた時のインパクトを引き摺っているようです。その授業では、ヴィンセントの曲「Starry, Starry Night」をバックに、ゴッホの一生をたどりながら、スライドで作品を説明するというものでした。(今ではYouTubeにあり。)さて、本書はゴッホにより描かれた郵便夫の息子カミーユを主人公で、彼から見た、作品も生き方も理解されないゴッホが描かれています。絵本のせいか、激情に走らないゴッホが印象的でした。2014/08/09

すぅさん

4
アルルの黄色い家の頃のお話。こんな交流があってたんだなぁ…原田マハさんのたゆえども沈まずを読んだばかりなので色んな意味でグッとくる。2021/10/04

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